東京映画日記

主に映画のレビューについて書きます。

シャマラン映画なので、ネタバレ嫌だったら映画を観てから読んでください!映画「ミスター・ガラス」感想

映画「ミスター・ガラス」感想

シャマラン映画なので、ネタバレ嫌だったら映画を観てから読んでください!

f:id:WOOS:20190130103709j:plain

作品データ

原題 Glass 製作年 2019年 製作国 アメリカ 配給 ディズニー 上映時間 129分 映倫区分 G

スタッフ

監督 M・ナイト・シャマラン
製作 M・ナイト・シャマラン ジェイソン・ブラム マーク・ビエンストック アシュウィン・ラジャン
製作総指揮 スティーブン・シュナイダー ゲイリー・バーバー ロジャー・バーンバウム ケビン・フレイクス
脚本 M・ナイト・シャマラン
撮影 マイケル・ジオラキス
美術 クリス・トゥルヒージョ
衣装 パコ・デルガド
編集 ルーク・シアオキ ブル・マーレイ
音楽 ウェスト・ディラン・ソードソン
音楽監修 スーザン・ジェイコブス

キャスト

ブルース・ウィリス デヴィッド・ダン(アンブレイカブル
サミュエル・L・ジャクソン イライジャ・プライス (ミスター・ガラス)
ジェームズ・マカボイ ケヴィン・ウェンデル・クラム (ビースト)
アニヤ・テイラー=ジョイ ケイシー・クック
スペンサー・トリート・クラーク ジョセフ・ダン
シャーレイン・ウッダード ミセス・プライス
サラ・ポールソン ドクター・エリー・ステイプル

解説

M・ナイト・シャマラン監督がブルース・ウィリスサミュエル・L・ジャクソン共演で送り出した「アンブレイカブル」のその後を描いたサスペンススリラー。同じくシャマラン監督作でジェームズ・マカボイ主演の「スプリット」とも世界観を共有する。フィラデルフィアのとある施設に、それぞれ特殊な能力を持つ3人の男が集められる。不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド、24人もの人格を持つ多重人格者ケヴィン、驚くべきIQの高さと生涯で94回も骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス。彼らの共通点は、自分が人間を超える存在だと信じていること。精神科医ステイプルは、すべて彼らの妄想であることを証明するべく、禁断の研究に手を染めるが……。「アンブレイカブル」でデヴィッドを演じたウィリス、ミスター・ガラスを演じたジャクソン、「スプリット」でケヴィンを演じたマカヴォイが同役を続投。

映画.com imdbより引用


予告編

[鑑賞データ]

1/21(月)20:10 TOHOシネマズ新宿にて字幕版を鑑賞しました。

f:id:WOOS:20190130113054j:plain

客席はほぼ満席でした。

テーマ「信じればそれは必ず存在する」

f:id:WOOS:20190130103723j:plain

映画.comより引用

 

hulu

ネタバレあらすじ・感想

※今回はシリーズ3作目なので、1作目「アンブレイカブル」2作目「スプリット」のネタバレにも触れています。未見でネタバレしたくない方は3作品とも見てからお読みください。






前作の衝撃的な「実はシリーズ物2作目でした。3作目も作ってるからお楽しみに〜」エンディングからずっと楽しみにしていましたが、今回もシャマラン風味が効いた面白い作品でしたよ。



前作からしばらく経ったフィラデルフィア、今日も地道に雨ポンチョ(水が弱点のため)でヴィジランテ活動に勤しむデヴィッドさんA.K.A.アンブレイカブルブルース・ウィリス)は、街で誘拐事件が発生していることを前作のニュースでチェックしていました。
本作になり、どうも同じ犯人がまた誘拐事件を起こしたらしいので成長した息子ジョセフと創作に乗り出します。
一方その頃、ケヴィンさんA.K.A.ビースト(ジェームズ・マカヴォイ)の元にはチアリーダーが四人拘束されていました。それはケヴィンの人格の一人ビーストが腹をすかせたため、食料として誘拐された四人でした。
デヴィッドはその現場を息子の協力のもと発見し、救出しようとするとビーストに発見され戦いになります。
ビーストは初めて出会う自分と同じパワーを持つ人間に驚くきますが、もみ合いは続き誘拐された4人は無事脱出に成功します。すると突如現れた謎の武装集団に、デヴィッドとケヴィンは拘束されてしまいます。
目覚めたところは、精神病院で精神科医ドクター・ステイプル(サラ・ポールソン)がある証明のために集められたことを告げます。
それは、「この世にスーパーパワーなど存在しない」という証明のために「自分がスーパーヒーローだと信じているもの」を拘束したということでした。
実は、ドクター・ステイプルはただの精神科医ではなくスーパーパワーを否定し、「この世に存在しないもの」とするために暗躍する組織の人間でした。
捕まった二人の他にも、もう一人捕らえられていて、それが1作目「アンブレイカブル」でデヴィッドにスーパーパワーを持っていることを気づかせ、そのヒーローの敵役となったイライジャさん A.K.A.ミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)でした。しかし、薬を投与されているせいか、自分で思考できていない朦朧とした様子ですが、非常に警戒されている様子。
ドクター・ステイプルのありとあらゆる論破により、次第に自分のパワーについて疑いを持つデヴィッドとケヴィンでしたが、天才的頭脳を持つミスター・ガラスはその力を世間に示すための準備を着々と進めていました。
力を誇示するためにもう一度アンブレイカブルと戦いたいビーストは、ミスター・ガラスの巧みな話術に従い、脱走の手引きをします。
そして、同じように脱出したアンブレイカブルと対峙します。その様子は、本物のスーパーパワーを持つもの同士の戦いそのものでした。
しかしすぐに組織の人間が登場し、弱点がバレていますので、アンブレイカブルは水で溺れさせられ、ビーストはケヴィンに戻った(普通の人間に戻った)ときに銃撃され、殺されてしまいます。ミスター・ガラスは二人の超人が生まれるきっかけになった事故の原因は自分であることを告げたときに、激昂したビーストにより殺されます。
超人の存在をこの世に知らしめたいというミスター・ガラスの計画は潰えたかに思われました。
しかし、その戦いの様子は監視カメラに映されていて、それがすぐに世界中に配信されました。
かくして、ミスター・ガラスはその命と引き換えに自分や他のスーパーパワーを持つ人々の存在を世界に知らしめることに成功したのです。



素晴らしい能力は実在する

f:id:WOOS:20190130103716j:plain

映画.comより引用

この映画を見たとき思い出したのがラッパーのPUNPEEさんのHEROという曲ですね。
このアルバムの最後の曲なんですがyoutubeに上がってなかったのでアルバムを貼っておきますね。(超名盤です)


そのHEROって曲の元になったのはこのアメコミらしいんですが

スーパーヒーローってのは昔本当にいたけどヴィランとの戦争があって、ヒーロー側が全滅しちゃってヴィラン側に人々はその記憶を消されたけど、ヒーローがいたときのことをギリギリ覚えている人がアメコミを作っているみたいな設定のようで、僕は未読ですが今度読んでみようと思います。

で、ミスター・ガラスの世界だけではなくスーパーヒーローを隠したい存在ってのは既得権益者で、自分たちよりすごい存在を否定したい(だってそんな存在が出てきたら権力の座を取って代わられちゃうかもしれない)から、ありとあらゆる手を使ってその存在を否定したいんだと思います。そうやって自分の力を否定し、平凡に生きる人々として全てをコントロールしようとしてるんだと思います。
でも、自分の能力は優れているということを強烈に自覚しているミスター・ガラスはついにその存在を命と引き換えに世界に示すことができました。(ただ、そのために人の命をたくさん奪ってますけどね。。。)
だから、きっとこの映画に込められたメッセージは「すごい力を持つ人は存在するし、それは私でありあなたなんだ」ということが言いたいんじゃないかなーと思ったりしました。

やっぱりジェームズ・マカヴォイの多人格演技は圧巻

f:id:WOOS:20190130103719j:plain

映画.comより引用


みていて一番笑ったのは、ミスター・ガラスが施設から脱出するためにビーストと手を組むんですが、どうしても施設の職員の近くを通らなきゃいけない時に、ビーストに別人格を呼び出してもらいます。(だってビーストは社交性ゼロだし)で、出てきたのがパトリシア(女性。おそらく中年。)なんですが、いくら中身は女性でも見た目はゴツいおっさんなので、女装してもバレるって!というところが一番笑えました。
あと、別人格のヘドウィグ(歌とダンスが大好きな9歳の男の子)が前作ではカニエ・ウエストが好きで今作ではドレイクが好きになっていたのも笑えましたね。

秘密組織について

f:id:WOOS:20190130103713j:plain

映画.comより引用

上で、いい解釈を書いていたんですが、それとは違う視点でこの映画を見てみたんです。
あの組織の人間は三つ葉のクローバーのタトゥーを入れていますね。
四つ葉なら縁起を担いでんのかなーとか思いますが、三つ葉はまずアイルランドの国花らしいんですが、それはあんまり関係なさそうだし、アーリアン・ブラザーフッドていうギャング集団も三つ葉のクローバーのタトゥーを入れてるけど、それも関係なさそうだし、あとキリスト教的には「三位一体」という意味もあるけどなんかピンとこないなぁと思っていたら、なんと花言葉が「復讐」。
ということは、「親族を超人に殺された人々」または、「親族が超人同士の戦いに巻き込まれて亡くなった人々」がもう二度とそんな存在が出てこないように作った集団。。。なわけねーかー。。。

関連

シリーズ1作目「アンブレイカブル」です。当時見たときすげー変な映画だなーと思ったことを覚えてます。

 

こちら2作目の「スプリット」です。ビーストが誕生する話です。

 

シャマラン映画で一番好きなのはこれです。

 

 

まとめ

シャマランらしい映画であることはもちろん、さらにアメコミ大好きなんだろうなぁというのも伝わってくる面白い映画でした。

オススメ度

(★★★★)4/5

こんな人にオススメ

・シャマラン好きな人
・シリーズを観ている人
・自分にはなんの才能もないと思っている人