東京映画日記

主に映画のレビューについて書きます。

2018年シネマランキング

2018年に観た新作映画ランキング

f:id:WOOS:20180929212938p:plain

 

 ご挨拶

今年もいよいよ大晦日ですね。

みなさんは今年どんな映画を何本観ましたか?

適当に始めたこのブログも多少アクセスが入る様になり、誰かに読んでもらえると分かっただけで、続ける意欲になります。ありがとうございます。

今年私は110本の新作映画を劇場で観たのですが、いろいろ仕事がバタバタしていたこともあり全ての映画の感想を書く事が出来なかったのが、残念ですね。。

なんとかこの年末年始の間に、書ける分は書いていこうと思います。

来年の目標はできるだけ観た映画の感想は書こうと思っています。

個人的に映画に順位をつけるのってどうかとも思うんですが、人のランキング見るのって結構楽しいんですよね。

 

それでは発表前にまずは。。。

今年観た映画リスト

hulu

2018シネマランキング

さて、いよいよ発表します。

hulu

10位:アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル

f:id:WOOS:20181231173848j:plain

才能はあるが、周りの環境が悪かった残念。という天才スケーター「トーニャ・ハーディング」の伝記映画。

周囲の人間がバカ、利己的、暴力的、と映画的脚色はもちろんあったでしょうが、ここまでひどい中トーニャはよく頑張ったよという感じです。

 当時の事件をうっすら覚えているだけに余計楽しめました。

ぼくの感想はこんな感じ

 

9位:犬ヶ島

f:id:WOOS:20181231173845j:plain

ウェス・アンダーソンによる可愛くも狂った日本描写のストップモーションアニメ。

情報量がめちゃくちゃ多い作品なので、結構何回も観ないと全部の情報は見つけられないと思います。

 

8位:ウインド・リバー

f:id:WOOS:20181231173842j:plain

インディアン保留地でおこった殺人事件を、派遣されたFBI捜査官と友人の娘を殺された地元のレンジャーが力を合わせて捜査するが、ここは広大な敷地に警官6名しかいないという僻地。法が及ばない地という意味ではまさに現代の西部開拓時代のような物語。

 

7位:へレディタリー/継承

f:id:WOOS:20181231173839j:plain

風変わりな一家の長のおばあさんが亡くなり、どうもそのおばあさんは怪しいカルト宗教の信望者だったらしくそこから始まる家庭内の地獄。

家族という呪いが凝縮された本当に嫌な映画。

ぼくの感想はこんな感じ

 

6位:ミッション:インポッシブル/フォールアウト

f:id:WOOS:20181231173836j:plain

超人的な男トム・クルーズが演じるイーサン・ハントの超絶アクションと疑似家族ともいえる彼のチームが今回も大活躍というか、大炎上というかとにかくシリーズ屈指の気が触れたスタントの数々をサーカスを見るような感じで眺める映画。

 

5位:バッド・ジーニアス 危険な天才たち

f:id:WOOS:20181231173833j:plain

タイ発の「カンニング」というテーマをケイパーものとして見る事が出来る映画で、エンターテイメントとしても面白いのだが、タイの貧富の差だったり学校の仕組みだったり、タイという国についても教えてくれる興味深い映画。

僕の感想はこんな感じ

 

4位:フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

f:id:WOOS:20181231173831j:plain

フロリダ版「万引き家族」ともいえる、アメリカの貧困シングルマザーの悲惨な日常を描いているのだが、子供の視点で描かれている点とディズニーリゾートの近くで気候もいい土地という点で、割とポップな絵作りをしている異色作。

子役の演技がかなり秀逸。

 

3位:パティ・ケイク$

f:id:WOOS:20181231173827j:plain

太っていて貧乏でラッパーとして成功を夢見る白人女性が主人公で、アジア系のラッパー仲間、黒人のトラックメイカー、祖母と共にラップグループを結成して成り上がろうとする言わば「負け犬たちのワンスアゲインもの by宇多丸師匠」

田舎の嫌な感じ、家族の嫌な感じ、恋の嫌な感じ、総じて青春の嫌な感じがたくさん出てきますが、全部回収してくれるラストが待ってます。

ぼくの感想はこんな感じ

 

2位:アンダー・ザ・シルバーレイク

f:id:WOOS:20181231173824j:plain

田舎から夢を見てハリウッドに出てきた男が、30過ぎても定職につかずその日暮らしをしているが、うだつが上がらないのは陰謀なんじゃないかと思い出し、陰謀論にとりつかれてその謎を解き明かそうと足掻く数日の話。

万人受はしないと思うけど、楽しめる人にとっては中毒性が高い映画だとおもいます。

 ぼくの感想はこんな感じ

1位:愛しのアイリーン

f:id:WOOS:20181231173822j:plain

田舎の寒村の独身の結婚をしたい中年男が、これまでの生き方を全否定されるような出来事をきっかけに、フィリピンに嫁を買いに行き、本能のままに欲望の赴くままに突っ走って人生から墜落していく様子とそれに巻き込まれて大変な目に遭うフィリピン人妻と主人公の周囲の人を描く作品。

今まさに雪国でこのブログを書いてますが、本当に嫌だけど心に突き刺さる映画。

ぼくの感想はこんな感じです

 

2018年の総括

基本的にひどい状況、環境で巻き起こる騒動や目も当てられない事件などを扱った映画が面白かった一年のような気がしました。個人的に僕自身がその手の映画が好きってせいもありますが。

みなさんのランキングはいかがだったでしょうか?

あと、今年もムービーウォッチメンの課題映画を完走できたのがよかったですね。

来年もいい映画がたくさん観れるといいなぁ。

それではよいお年を!