東京映画日記

主に映画のレビューについて書きます。

死霊館のシスター

シリーズ最新作は死霊館ぽくなかった<ちょっとネタバレかも>

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作品データ

原題 The Nun 製作年 2018年 製作国 アメリカ 配給 ワーナー・ブラザース映画 上映時間 96分 映倫区分 G

監督 コリン・ハーディ 製作 ピーター・サフラン ジェームズ・ワン 製作総指揮 リチャード・ブレナー ウォルター・ハマダ デイブ・ノイスタッター ゲイリー・ドーベルマン マイケル・クリア トッド・ウィリアムズ 原案 ジェームズ・ワン ゲイリー・ドーベルマン 脚本 ゲイリー・ドーベルマン 撮影 マキシム・アレクサンドル 美術 ジェニファー・スペンス 編集 ミシェル・オーラー ケン・ブラックウェル 音楽 アベル・コジェニオウスキ

キャスト

タイッサ・ファーミガ アイリーン
デミアン・ビチル バーク神父
シャーロット・ホープ
リリー・ボーダン
ボニー・アーロンズ
ジョナ・ブロケ
イングリット・ビス

解説

実際にあった心霊現象をベースに描く大ヒットホラー「死霊館」シリーズの始まりを描く物語。1952年、ルーマニア修道院でひとりのシスターが自ら命を絶つ。事件には不可解な点が多く、真相を究明するため派遣されたバーク神父と見習いシスターのアイリーンは、調査の過程で修道院に隠された想像を絶する秘密にたどり着く。そして2人は、決して関わってはならない恐るべき存在「悪魔のシスター」と対峙することになる。主人公となるアイリーンを、「死霊館」シリーズで主演を務めたベラ・ファーミガの妹でもあるタイッサ・ファーミガが演じ、バーク神父には「エイリアン コヴェナント」のデミアン・ビチルが扮した。監督は「ザ・ハロウ 侵蝕」のコリン・ハーディ。脚本は、本作と同じ「死霊館」シリーズの「アナベル 死霊館の人形」や、大ヒット作「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」などを手がけたゲイリー・ドーベルマン

映画.comより引用


予告編

[鑑賞データ]

新宿ピカデリーにて字幕版を鑑賞しました。

客席は8割くらい。

テーマ「呪いは続く」

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映画.comより引用

死霊館シリーズは大好きなシリーズで、本作は2作目の「エンフィールド事件」に出てくる「ヴァラク」がどうやって登場したのかのお話です。


シリーズがMCUみたいな感じでThe Conjuring Universeというユニバース化してるみたいで、今後サブストーリーがどんどん作られるんでしょうか?

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youtubeより引用

ヴァラクさんですね。

 

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photo by Jason H. Smith

関係ないですが、こちらマリリン・マンソンさんですね。

 

[あらすじ]

雑なあらすじを書いておくと、ルーマニア修道院でなんかシスターが自殺したっぽいから、ヴァチカン的には無視できないということで、バーク神父に命じて様子を見てこいと。
助手は土地勘があるから、イギリスのシスター見習いのアイリーン連れて行きなさい。その子に聞けばわかるからと言われ迎えに行くと「土地勘なんて無いです。」といわれたが、多分ヴァチカン的思惑があるんだろうということで二人でルーマニアに。
シスターの首吊り死体の第一発見者フレンチーを連れて修道院に着くと、そこには感じの悪い修道院長がいて、さっさと帰ってと言わんばかり。
今日は忙しいから一日泊まって明日ならシスターたちに事情を聞いていいわよと言われ泊まることに。
しかし、そこには完全にお化け屋敷と化した修道院が、次々とバーク神父とシスターアイリーンを襲ってくることに。。。。

 

 

 

今回のお話の舞台がルーマニアの古城のような修道院なので、ちょっと死霊館ぽく無い雰囲気でした。
今までの死霊館は基本民家が舞台で、身近にある恐怖っていうのがあったと思うんですが、基本的に日本に暮らしていてこんなところに行くことはまず無いので、そういう意味では怖さにリアリティがあんまりなかったかもです。

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映画.comより引用

城ですやん

 

 

で、肝心のヴァラクさんなんですが割と、エンフィールド事件以上に怖い登場の仕方はなくて、全面的に悪霊というよりはモンスターとして登場してる感じなので、こちらも演出的には微妙という感じでしょうか。。

 

今回良かったのは、主人公アイリーン役のタイッサ・ファーミガさんの演技は良かったです。
新米感はあるが覚悟を持った時の芯の強さが表現されてました。

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映画.comより引用

このタイッサ・ファーミガさん、死霊館シリーズのウォーレン夫人役のベラ・ファーミガさんの妹さんだそうで、確かに似てるなぁと思いました。

 

 

あとバーク神父は最初ものすごく頼りになりそうだったのに、クライマックスでは完全に役に立ってなくてもう少しバーク神父に見せ場があっても良かったんじゃ無いでしょうか?

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映画.comより引用

 

 

一番美味しい役だったのはフレンチーだったと思います。

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映画.comより引用

死霊館シリーズに今までいなかったコメディリリーフ的な人物で、結構オイシイ役だったと思います。

まとめ

シリーズファンはとりあえず言っておきましょう!でも、やっぱウォーレン夫妻が出てくる話が面白いです。

オススメ度

(★★★)5点満点中

こんな人にオススメ

死霊館シリーズファンの人
・ゴシックホラーが好きな人
マリリン・マンソンファンの人