東京映画日記

主に映画のレビューについて書きます。

パティ・ケイク$

パティ・ケイク$

パティケイク$

作品データ

原題 Patti Cake$ 製作年 2017年 製作国 アメリカ 配給 カルチャヴィル、GEM Partners 上映時間 109分 映倫区分 PG12

スタッフ

監督 ジェレミー・ジャスパー 製作 マイケル・ゴットワルド ノア・スタール ホドリゴ・テイシェイラ ダン・ジャンビー ダニエラ・タップリン・ランドバーグ クリス・コロンバス 製作総指揮 ロウレンソ・サンターナ ソフィー・マス エレノア・コロンバス ジョシュ・ペン ジョナサン・ブロンフマン ロン・モルナー フェルナンド・フライア ビル・ベネンソン 脚本 ジェレミー・ジャスパー 撮影 フェデリコ・チェスカ 衣装 ミヤコ・ベリッツィ 編集 ブラッド・ターナー 音楽 ジェレミー・ジャスパー

キャスト

ダニエル・マクドナルド パトリシア・ドンブロウスキー
ブリジット・エバレット バーブ
シッダルタ・ダナンジェイ ジェリ
ママドゥ・アティエ バスタード
キャシー・モリアーティ ナナ

解説

困難な状況に置かれながらもラップで成功を収めようと奮闘する女性を描き、サンダンス映画祭で話題を集めた青春音楽ドラマ。ニュージャージーで飲んだくれの母や車椅子の祖母と3人で暮らす23歳のパティは、憧れのラップ歌手O-Zのように音楽で成功して地元から抜け出すことを夢見ていた。しかし現実は金も仕事もなく、周囲からは見た目を嘲笑されるつらい日々。ある日、駐車場で行われていたフリースタイルラップバトルに参加した彼女は、渾身のライムで対戦相手を破り、諦めかけていた夢に再び挑戦するべく立ち上がる。そんな彼女のもとに、正式なオーディションに出場するチャンスが舞い込んでくる。「シークレット・デイ」のダニエル・マクドナルドが主演を務め、本作のためにラップを猛特訓。母親役を「エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方」のブリジット・エバレット、祖母役を「レイジング・ブル」のキャシー・モリアーティが演じる。本作が長編デビューとなる新鋭ジェレミー・ジャスパーが監督・脚本のほか劇中音楽も全て手がけた。

映画.comより引用

 

[鑑賞データ]

シネリーブル池袋 2番スクリーンにて鑑賞しました。

客席は2割くらい。

テーマ「自分に自信を持て。自分を信じろ。」

 

音楽、特にhip hopをテーマにした映画としては「8マイル」や「ハッスル&フロウ」などの「負け犬達のワンスアゲインもの」でもあり、「成り上がりもの」でもあるので個人的には大好物の作品です。

 

舞台はニュージャージー

主人公パティa.k.aキラーPは見た目こんな感じです。

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まあ、容姿的にはだいぶ不利というか、ダンボ呼ばわりされてるし、普通なら自分に自信を無くしていてもおかしくないのですが、天性のラップの才能があるので(フリースタイルもうまい)憧れのラッパーであるO-Zに自分のデモを渡してフックアップしてもらおう(バンドマンやラッパー、DJなどが一度は想像したことがあるであろう例のアレです。)と日夜親友のジェリに励ましてもらいながら、活動を行なっています。

 

 

映画で描いているのは、主に確執で

・自分の容姿との確執

・母との確執

・環境との確執

・町の人たちとの確執

・友人との確執

・恋人との確執

 

など枚挙に暇がないですが、それが次々と主人公に困難が襲いかかります。

でも、自分の才能とそれを信じてくれる人たち、そして音楽を通して主人公が成長するというのを主軸に置いているので、多くの人が共感(特に自分にコンプレックスを持っている人)できる内容だと思います。

 

そして、音楽が主題の映画なので、これがダメだと全て台無しですがどれもカッコよく最新のヒップホップが使われていたと思います。

メンバーも個性的で、親友のジェリはお調子者だけどとてもいいやつで、主人公はこいつがいるからきっとポジティブに生きていられるんだと思います。

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オススメ度(★★★★)

最後にメンバーの写真を貼っておきますね。(ばーちゃんも入ってます笑)

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